楽天モバイルに申し込む際は、本人確認書類の準備や申込内容の入力が必要です。本人確認の方法は2026年3月に変更され、書類画像をアップロードする方法と「AIかんたん本人確認」は終了しました。現在は、利用できる本人確認書類や申込条件に応じて、3つの方式から選ぶ仕組みになっています。
本人確認の方法を正しく選び、必要な書類や情報を準備しておけば、申し込みをスムーズに進めやすくなります。一方、申込画面の入力内容と本人確認書類の記載内容が一致しない場合などは、手続きが進まなくなることもあります。
この記事では、2026年3月の変更点をはじめ、本人確認書類の種類、申し込みから開通までの流れ、審査にかかる時間、不備を防ぐための注意点を解説します。
2026年3月に変わった本人確認

本人確認書類のICチップを読み取るイメージ
2026年4月1日に施行された本人確認に関する法令改正に伴い、楽天モバイルのWeb申し込みにおける本人確認方法が変更されました。
従来の方法のうち、次の方法は2026年3月に終了しています。
- 書類画像をアップロードして確認:2026年3月24日に終了
- AIかんたん本人確認(eKYC):2026年3月29日に終了
- 楽天グループに提出済みの書類で確認:2026年3月29日に終了
そのため、以前利用していた方法で申し込もうとしても、現在の手続きには対応していません。これから申し込む場合は、変更後の本人確認方法を確認しておくことが大切です。
現在、Web申し込みで利用できる本人確認方法は、次の3つです。
スマホでかんたん本人確認
本人確認書類のICチップを読み取り、顔認証のための撮影を行う方法です。その場で本人確認が完了する仕組みで、対応するスマートフォンとRakuten Linkアプリが必要です。
利用できる書類は、日本国籍の方と外国籍の方で異なります。また、ICチップ内の住所が現住所と異なる場合など、この方式を利用できないケースもあるため、事前に条件を確認しましょう。
住民票の写し等を郵送して確認
申し込みが完了したあと、住民票の写し、または住民票記載事項証明書を郵送して本人確認を行う方法です。
本人確認の審査時点で、書類が発行から6カ月以内である必要があります。楽天モバイル側の審査後、転送不要郵便で届く本人確認完了通知を受け取ると、本人確認が完了します。

住民票の写し等を郵送して確認するイメージ
受け取り時に自宅で確認
申し込み時の本人確認をスキップし、商品が配達された際に配達員へ本人確認書類を提示する方法です。
利用できる書類や補助書類の条件があり、すべての申し込みで選べるわけではありません。契約者の条件や支払い方法などによって利用できない場合もあるため、自分の申し込みが対象になるか確認しておきましょう。
方式ごとに使える本人確認書類
本人確認書類は、選択する方式によって異なります。手元にある書類を使えるかどうか、申し込み前に確認しておきましょう。
| 本人確認の方式 | 使える書類 |
|---|---|
| スマホでかんたん本人確認 | 日本国籍の方:マイナンバーカード、運転免許証/外国籍の方:在留カード、特別永住者証明書(顔写真付きのものに限る) |
| 住民票の写し等を郵送して確認 | 住民票の写し、住民票記載事項証明書(本人確認の審査時点で、発行から6カ月以内のもの) |
| 受け取り時に自宅で確認 | マイナンバーカード、運転免許証、日本国パスポート(パスポート使用時や、書類の住所が最新でない場合は補助書類が必要) |
スマホでかんたん本人確認で使える書類
日本国籍の方が利用できるのは、次の書類です。
- マイナンバーカード
- 運転免許証
外国籍の方が利用できるのは、次の書類です。
- 在留カード
- 特別永住者証明書
在留カードと特別永住者証明書は、顔写真付きのものに限られます。また、ICチップ読み取りに対応したスマートフォンとRakuten Linkアプリも必要です。
注意したいのが、在留カードなどのICチップ内に記録された住所と現住所が異なるケースです。この場合はスマホでかんたん本人確認を利用できず、ショップでの申し込みを案内されます。
住民票の写し等を郵送する場合
郵送方式で使えるのは、次のいずれかです。
- 住民票の写し
- 住民票記載事項証明書
どちらも、本人確認審査の時点で発行から6カ月以内である必要があります。申し込みを済ませたら、必要書類を郵送し、審査後に届く本人確認完了通知を受け取るまで手続きを進めましょう。
この方式では、書類を郵送するだけで完了するわけではありません。転送不要郵便で届く通知を受け取ることも、本人確認の完了に必要です。
受け取り時に自宅で確認する場合
商品受け取り時の本人確認で使える書類は、次の3種類です。
- マイナンバーカード
- 運転免許証
- 日本国パスポート
日本国パスポートを使用する場合は、補助書類が必要です。また、本人確認書類に記載された住所が最新でない場合も、補助書類を用意する必要があります。
補助書類の例としては、公共料金の領収書、納税証明書、社会保険料の領収証書があります。補助書類は発行から6カ月以内で、氏名と住所が申し込み時の内容と一致しているものが必要です。
ただし、この方式は外国籍の方は利用できません。また、楽天IDと連携せずに新規申し込みをする場合、支払い方法が代金引換の場合、契約者が18歳未満の場合、離島など一部の地域の場合も利用できません。
本人確認書類を持っているだけでなく、選んだ方式の利用条件を満たしていることが重要です。
申し込みから開通までの流れ

受け取り時に自宅で確認するイメージ
楽天モバイルの申し込みは、必要なものを準備し、プランやSIMタイプなどを選択したうえで、本人確認と審査を進める流れです。
申し込み前に必要なものを準備する
まず、次のものを用意します。
- 楽天IDとパスワード
- 本人確認書類
- 支払いに使うクレジットカードや銀行口座の情報など
- MNPで乗り換える場合は、必要に応じて予約番号
- 自分で端末を用意する場合は、楽天回線対応製品
MNPの予約番号は、ワンストップに対応していない事業者から乗り換える場合に必要です。
また、クレジットカードを利用する際は、本人認証サービス「3Dセキュア2.0」のパスワードが必要になる場合があります。申し込みを始める前に、必要な情報を確認しておくとよいでしょう。
プラン・SIMタイプ・製品を選択する
必要なものがそろったら、申し込み画面でプラン、SIMタイプ、製品などを選びます。端末を自分で用意する場合は、楽天回線対応製品を準備しているか確認しましょう。
本人確認方法を選択して実施する
続いて、利用条件に合った本人確認方法を選択します。
スマホでかんたん本人確認を利用する場合は、対応スマートフォンとRakuten Linkアプリを使って、書類のICチップ読み取りと顔認証のための撮影を行います。
郵送方式では、申し込み完了後に対象の書類を郵送します。受け取り時に自宅で確認する方式では、商品が届いた際に配達員へ本人確認書類を提示します。
方式によって必要な作業や完了までの流れが異なるため、自分が選んだ方法に沿って手続きを進めましょう。
申込完了メールを受け取り、審査を待つ
申し込みが完了すると、申込完了メールが届きます。その後、楽天モバイル側で申込内容と本人確認情報の審査が行われます。
審査が完了すると、製品の発送、またはeSIMの開通手続きへ進みます。ただし、審査が完了していない場合、製品などは発送されません。申し込みが終わった時点で、すぐに発送や開通まで完了するわけではない点を押さえておきましょう。
審査にかかる時間と結果の連絡
楽天モバイルの審査には、数日かかる場合があります。状況によっては、最長で2週間程度かかることもあります。
申し込み後すぐに結果が出るとは限らないため、審査が完了するまで時間がかかる可能性を考慮しておきましょう。審査が完了しない場合、製品などは発送されません。
申込内容に不備があった場合は、登録メールアドレス宛に連絡が届きます。連絡内容としては、本人確認を再実施するよう求められるケースや、申し込みが自動キャンセルされたことが通知されるケースがあります。
申し込み後は、登録したメールアドレス宛の連絡を確認し、再実施の依頼などが届いていないか注意しておくことが大切です。
なお、楽天モバイルの契約時にどのような審査基準が設けられているかは、公式に案内されていません。そのため、審査に落ちる理由を一律に断定することはできません。
確認できるのは、申込内容と本人確認情報が一致しない場合や、書類に不備がある場合には受け付けできず、手続きが進まなくなることがあるという点です。審査については、公開されている案内と本人確認の条件に沿って理解しておきましょう。
不備になりやすいポイント
申し込みをスムーズに進めるためには、入力内容と本人確認書類の記載内容を一致させることが重要です。申込画面の情報と書類の内容が異なる場合や、書類そのものに不備がある場合は、受け付けできないことがあります。
具体的に注意したいポイントを紹介します。
氏名・住所・生年月日が一致しているか
申込画面に入力した氏名、住所、生年月日と、本人確認書類に記載された内容が一致しているか確認しましょう。
氏名の旧字体と新字体の違い、漢字・カタカナ・ローマ字の表記差なども注意したい点です。本人としては同じ内容を表しているつもりでも、表記が異なっている場合があります。
申し込み時には、本人確認書類の記載内容を確認しながら、入力情報に相違がないかチェックすることが大切です。
住所の記載漏れや変更に注意する
住所の一部が抜けているケースも、不備につながります。例えば、マンション名や部屋番号の入力漏れには注意が必要です。
また、本人確認書類に記載された住所が最新でない場合も、手続きに影響することがあります。特に、書類のICチップ内の住所が現住所と異なる場合は、スマホでかんたん本人確認を利用できません。
受け取り時に自宅で確認する方式では、書類の記載住所が最新でない場合に補助書類が必要です。自分が選ぶ方式に応じて、住所に関する条件を確認しておきましょう。
有効期限と書類の状態を確認する
本人確認書類の有効期限が切れていないかも、事前に確認したいポイントです。
スマホで本人確認を行う場合は、撮影画像の状態にも注意しましょう。画像が不鮮明で文字を確認できない、光が反射している、書類全体が写っていないといった状態では、不備になる可能性があります。
書類を撮影する際は、記載内容を確認できる状態で、書類全体が写っているか確認することが大切です。
郵送方式を選ぶ場合は、書類の発行時期に加えて、本人確認完了通知を受け取れることも重要です。転送不要郵便を受け取れない場合、本人確認が完了しないため注意しましょう。
選択した本人確認方式の条件を確認する
本人確認書類そのものに問題がなくても、選択した方式の利用条件を満たしていなければ、手続きを進められないことがあります。
例えば、スマホでかんたん本人確認には、ICチップ読み取りに対応したスマートフォンとRakuten Linkアプリが必要です。また、受け取り時に自宅で確認する方式は、外国籍の方や、所定の条件に該当する申し込みでは利用できません。
申し込みを始める前に、利用できる書類、必要なアプリや機器、補助書類の要否などを確認しておけば、方式の選択に関する不備を防ぎやすくなります。
まとめ
楽天モバイルでは、2026年3月の本人確認方法の変更により、書類画像のアップロード、AIかんたん本人確認、楽天グループに提出済みの書類による確認が終了しました。現在のWeb申し込みでは、「スマホでかんたん本人確認」「住民票の写し等を郵送して確認」「受け取り時に自宅で確認」の3方式が利用できます。
それぞれ利用できる本人確認書類や条件が異なるため、自分の状況に合った方式を選ぶことが大切です。
申し込みから開通までは、必要なものの準備、プランなどの選択、本人確認、申込内容の審査、発送またはeSIMの開通手続きという流れで進みます。審査には数日、場合によっては最長2週間程度かかることがあります。
また、審査基準は公式に案内されていないため、審査に落ちる理由を推測で判断することはできません。一方で、氏名や住所の不一致、書類の有効期限切れ、撮影画像の不備などは、手続きが進まなくなる原因になります。
申し込み前に必要書類と入力情報を確認し、選択した本人確認方式の条件を満たしているかチェックすることが、スムーズな手続きにつながります。
申し込み全体の流れについては、楽天モバイル完全ガイド【2026年版】料金プラン・対応エリア・申込手順を実体験で解説もあわせてご覧ください。















