こんにちは。楽天サービス専門ブロガーとして、日頃から楽天関連のサービスを徹底的に使い倒し、楽天モバイルを取り扱うお仕事にも携わっている筆者です。
楽天モバイルをすでにご利用中の方から、よくこんな質問をいただきます。「今使っているスマホが古くなってきたから機種変更したいんだけど、よく広告で見かける『1円スマホ』って機種変更でも買えるの?」
たしかに、新しくスマホを買い替えるなら少しでもお得に手に入れたいですよね。今回は、すでに楽天モバイルを契約しているユーザーが機種変更をする際に、1円スマホを手に入れることはできるのか、どのような選択肢があるのかを分かりやすく解説していきます。
結論:機種変更は「一括1円」キャンペーンの対象外
まず結論からお伝えしますと、現在楽天モバイルを利用している方が同じ回線のまま「機種変更」をする場合、「一括1円」のキャンペーンを利用してスマホを購入することはできません。
楽天モバイルの公式サイトや店頭で大々的にアピールされている1円スマホですが、これはあくまで特定の条件を満たした方のみに適用される特別な割引価格です。すでにご契約中の方が、単に端末だけを買い替える(機種変更する)という手続きにおいては、キャンペーンの対象外となってしまいます。
「せっかく長く使っているのに安くならないの?」と残念に思われるかもしれませんが、通信業界における過度な端末割引には厳しいルールが設けられており、こうした大幅な割引は新規ユーザーの獲得に向けた施策となっているのが現状です。
| 申し込み方法 | 一括1円対象機種の価格 | 備考 |
|---|---|---|
| 他社から乗り換え(MNP)+プラン同時申込 | 1円 | 22,001円から22,000円引き |
| 機種変更 | 22,001円(定価) | 一括1円の割引は対象外 |
| 機種変更+買い替え超トクプログラム | 48回払い(月々1円にはならない) | 25カ月目の返却で残債免除は使える |
※対象機種:Galaxy A25 5G/nubia S2R/moto g37j(いずれも定価22,001円・税込)
なぜ対象外なのか
では、なぜ機種変更では一括1円にならないのでしょうか。その理由は、この「一括1円」キャンペーンが「他社からの乗り換え(MNP)」と「対象プランへの同時申し込み」をセットで行うことを必須条件としているからです。
現在、楽天モバイルで一括1円キャンペーンの対象となっている主な機種は以下の通りです。
- Galaxy A25 5G
- nubia S2R
- moto g37j
これらのスマートフォンは、いずれも定価が22,001円(税込)に設定されています。他社から電話番号そのままで乗り換え(MNP)をして、楽天モバイルのプランを初めて、あるいは同時に申し込んだ場合にのみ、特別な割引が適用されて「一括1円」で購入できる仕組みになっています。各機種の違いや選び方は、1円スマホの対象機種を比較した記事で詳しく解説しています。
そのため、すでに楽天モバイルのプランをご契約中の方が機種変更としてこれらの端末を購入する場合は、割引が適用されず、定価である22,001円での購入となります。機種変更の際はこちらの金額がベースになるという事実を、まずは押さえておきましょう。
方法①:買い替え超トクプログラムなら機種変更でも使える
「一括1円にはならなくても、初期費用を抑えて新しいスマホを使いたい」という方には、「買い替え超トクプログラム」という購入方法があります。こちらは機種変更の方でも利用できるプログラムです。
このプログラムは、ご本人名義の楽天カードを使って端末代金を48回の分割払いで購入する仕組みです。最大の特徴は、25カ月目以降にそれまで使っていた端末を楽天モバイルへ返却することで、残りの支払い(残債)が免除されるという点にあります。なお、この残債免除は「新しい端末への買い替えとセットで、旧端末を楽天モバイルに回収してもらう」ことが基本の形です。約2年間、実質的に半額程度の負担で最新機種を使えるのがメリットです(※端末返却時には、事務手数料として3,300円がかかります)。プログラムの仕組みや注意点は、買い替え超トクプログラムのからくりを解説した記事もあわせてご覧ください。
ただし、ここで一つ正直にお伝えしておかなければならない注意点があります。広告などで「1〜24回目の支払いが月々1円(実質24円)」といった表現を目にすることがあるかもしれませんが、これも「他社からの乗り換え(MNP)時の特価キャンペーン」が適用された場合の金額です。
すでに契約中の方が機種変更で「買い替え超トクプログラム」を利用した場合、乗り換えに伴う大幅な割引は適用されません。定価(今回の例であれば22,001円)をベースにした通常の48回払いとなります。機種変更でもプログラム自体は利用でき、25カ月目での返却による残債免除の恩恵は受けられますが、「月々1円になるわけではない」という点には十分ご注意ください。
方法②:家族の新規契約や追加回線という考え方
ご自身の機種変更としては一括1円で購入できなくても、ご家族のスマホデビューや、ご自身で2台目のサブ回線が必要な場合であれば、別の視点からキャンペーンを活用できる可能性があります。
例えば、ご家族が他社から楽天モバイルへ乗り換える(MNP)タイミングであれば、そのご家族の契約に対して一括1円のキャンペーンを適用して端末を購入することが可能です。また、お仕事用などでご自身が新たにもう1回線(新規または他社からのMNPで)追加契約する場合も、条件を満たせばキャンペーンが適用されるケースがあります。
ただし、キャンペーンの適用条件は「おひとり様1回限り」であったり、過去のキャンペーン利用履歴によって対象外となったりと、契約ごとに細かく定められています。ご家族の契約や追加回線をご検討の際は、必ずご自身の状況で適用されるかどうか、事前に楽天モバイル公式サイトのキャンペーン詳細ページで条件をご確認ください。
注意点:回線を解約して契約し直す方法はおすすめしません
「機種変更がキャンペーン対象外なら、一度今の楽天モバイルを解約して、すぐに新しく契約し直せばキャンペーンを使えるのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、この方法はデメリットやリスクが大きく、決しておすすめできるものではありません。
解約→再契約で起こること
- 解約:今の電話番号が消える/条件により解約事務手数料 最大1,078円
- 再契約:新しい番号での契約になる
- 結果:キャンペーン対象外となる恐れがあり、端末が安く買えない可能性
まず、解約に伴う費用面のデメリットがあります。楽天モバイルでは、2025年4月以降に契約した回線を契約から1年以内に解約する場合、最大1,078円(税込)の解約事務手数料が発生する場合があります。短期での解約は思わぬ出費につながる可能性があります。
さらに、一度解約してしまうと、現在お使いの電話番号は消滅してしまい、新しい番号を使うことになります。お仕事や友人への連絡、各種サービスへの登録番号を変更する手間は非常に大きな負担です。
また、キャンペーンには「過去に類似のキャンペーンを適用したことがある方は対象外」「不自然な短期解約と再契約は特典付与の対象外とする」といった厳格な条件が設けられていることがほとんどです。無理に規約の抜け道を探すような契約の仕方は、結果的にキャンペーン対象外となり、電話番号を失った上に端末も安く買えなかった、というトラブルに発展しかねません。こうした方法は避けるのが賢明です。
まとめ:今の端末を替えるなら、自分の状況に合った方法を選ぶ
楽天モバイルをすでにご利用中の方が機種変更をする場合、「一括1円」での購入は残念ながらできません。一括1円は、他社から乗り換えてくれる新しいお客様向けの特別な割引だからです。対象端末(Galaxy A25 5G、nubia S2R、moto g37jなど)への機種変更は、定価である22,001円での購入となります。
しかし、初期費用を抑えたいのであれば、ご本人名義の楽天カードを使った48回払いの「買い替え超トクプログラム」を活用して、月々の負担を平準化しつつ2年後に端末を返却して残債を免除してもらうという現実的な選択肢があります。
安さに惹かれて無理な解約・再契約を行うのは、手数料の発生や電話番号の喪失などデメリットが大きいため避けましょう。スマートフォンの買い替えは、キャンペーンの適用条件を正しく理解し、ご自身の現在の契約状況や今後の使い方に一番合った方法を、冷静に選んでいただければと思います。















